COCOしのはらの想いを描いてまいりました!
ども!パラキャリ父さんです。
2021年3月20日に新横浜の篠原地区にある、認定NPO法人びーのびーの様が運営する地域福祉交流スペース『COCOしのはら』にて7月~3月まで実施された「子供の未来応援基金」による助成事業『COCOでひらめき COCOでごはん』の最終報告会・交流会のプロボノ支援としてグラフィックレコーディングをしてまいりました。
支援団体さんについて
認定NPO法人びーのびーのさんは、港北区内の子育て支援団体として2000年にNPO法人として設立されました。
その活動は大変幅広く「おやこの広場びーのびーの」にはじまり、現在は港北区の委託事業としての地域子育て支援拠点「どろっぷ」の運営
そして今回プロボノさせていただいたいていた、他世代が集える交流施設である『COCOしのはら』など様々な事業を展開されています。
とってもバイタリティあふれる素敵な団体さんです!
私とびーのびーのさんとのご縁は2年ほど前に参加させていただいた神奈川県主催のプロボノイベント『プロボノチャレンジKANAGAWA』で『企業連携を進めるにはどうしたら良いか?』についての課題解決のプロジェクトのリーダーを務めさせていただいたのが始まりです。
その後、団体さま主催のイベントのグラフィックレコーディングをさせていただいたりといつもご縁をいただいている団体様なのです。
昨年の1月にびーのびーのさんが主催したイベントでグラレコさせていただいた時の様子。上の写真は私が所属する『team楽描』の会長こと塚本さん。下の写真は私のグラレコのアウトプットです。
団体さんの抱えていた課題
今回プロボノでご支援させていただく理由として、講座開催やお弁当などを提供する事業としては「サービス」となるため、活動内容が具体的な形として残らないのが特徴です。
一方で活動形式をブログや動画などの制作物で残すには『手間ひま』や『費用』もかかってしまいまうのが難点。
そこで今回グラフィックレコーディングのスキルを使い、一連の活動内容をまとめて欲しいというのが今回のプロボノ支援して欲しい内容でした。
プロボノでの成果物
今回のグラフィックレコーディングでまとめて欲しい事はこんな感じ。
■事業全体の活動内容の総括交流会に参加した子供達の話
■次回やってみたい事など、参加した子供達の感想共有
というワケで今回はこのようにまとめてみました。
今回の取組内容で大切にしたことは、事業自体の内容の単にまとめるだけでなく、実際に参加された方のお顔がイメージできるように、ほぼ全員の似顔絵を入れた事です。
こうする事でその事業自体に関わったり参加された方の様子や楽しかった雰囲気を活動内容の記録として加えようと思いました。
どう活用していくか
今回のグラレコの内容は「子供の未来応援基金」としての活動報告書へ反映するだけでなく、
COCOしのはら施設内にも掲示する事で、この施設を訪れた方にも今回の活動内容をアピールしながら、施設周辺の地域の方々にも団体様の活動を知っていただくための「広報ポスター」的な位置づけとしてご活用いただく予定です。
単純な成果物だけでは無く、こうした形で使っていただけるのは有難いですね。
参加して改めて気づいた大切な事
今回の描いた内容は、厳密にいうと『グラフィックレコーディング』という側面よりは、どちらかというと『全体の活動内容をグラフィカルにまとめる』ということで本来のグラレコの主旨とは趣が若干異なると感じております。
だけど、だからといって「グラレコさせてくれないからやらない!」という考え方は避け、むしろ私はこんな考え方をしています。それは何かというと
誰かが課題を感じていて、
それが自分のスキルを活かす事で
解決できるならやってみよう!
というプロボノ(Pro Bono Publico)の根底にある「公共善のために」という考え方です。
私はこれをとても大切にしています。むしろ『これ』のマインドがまず雰囲気として出ていて、それを自然体で出来ている人は、会社でもフリーランスでもどこでも活躍できているなぁ・・・とさえ感じていますし、私自身もそういった方とのご縁を深めたいとさえ思っています。
プロボノで学んだ『しごとの原点』
今の世の中、なんとなく周りを見回してみるとどうしても
「何かの対価が欲しい!!!」
「何かの賞賛が欲しい!!!」
という何となく『○○したら勝ち』や『自分に何の得があるのか?』というゼロサム思考を感じる事もしばしば。
いやね、これが悪いとは全く思ないです。むしろ私は「聖人」でも「仙人」でもないので、こうした純粋な欲としての考え方も大切な考え方だと思ってます。
だけど、いきなり「ゼロサム思考」から始めると、パラレルキャリアというものはうまくいかないな~と感じておりますし、それだけを常につらぬき通す生き方自体が、少し自分的には「しんどいな・・・」と考えてしまいます。
むしろ、自分の今あるスキルを使って『世の中にどう貢献できるのか?』を出発点にしてまずは活動してみる。そんなことがパラキャリ父さん®的にはおススメだったりします。
その上で、お金をいただけるなら最高だと思います!
その意味では、まずは手軽に自分のスキルを社会に貢献できるプロボノを是非、あなたもやってみてはいかがでしょうか?
ありがとうございました!